新車を買うなら自動ブレーキ付きにしろ!? アメリカ交通局の驚きの発表とは!?
- 2015/11/17
- 車の安全性

先日、アメリカ道路交通安全委員会(NHSTA)が、2018年からNCAP(自動車安全試験)の評価項目に自動ブレーキシステムの評価を追加すると発表しました。
先日の記事でも、今後自動ブレーキシステムは、エアバッグやシートベルトのように義務化される可能性があると書きましたが、今回のNHSTAの発表により、自動ブレーキシステムの義務化が現実味を増してきたように思います。
【これが付いていない車はもはや少数派!?】衝突回避システムの進歩と今後
すでに進んでいる自動ブレーキシステム標準化の動き
とはいえ、既に以下にあげる10のメーカーが、自動ブレーキシステムを標準設定すると発表しています。
Audi
BMW
Ford
GM
マツダ
メルセデス・ベンツ
テスラ
トヨタ
VW
これを見ると、自動ブレーキシステム標準化の動きは、高級車メーカーのみならず、大衆車メーカーにまで広がっているようです。
もはや、自動ブレーキシステムを標準化しないメーカーの方が少数派と言えるかもしれません。
今後は全てのメーカーが自動ブレーキを標準設定にしてくる!?
今後、NCAP(自動車安全試験)で、自動ブレーキシステムの評価が開始されるとなれば、私たち一般ユーザーが各車横並びで、自動ブレーキシステムがついているかついていないか、その自動ブレーキシステムの精度が高いか低いかなどを確認することができるようになります。
そうなれば、今は自動ブレーキを標準設定にしていないメーカーも標準設定にしてくるでしょうし、各自動車メーカーは、よりよいシステムを開発しようとするはずです。
ちなみに、これはアメリカの動きですが、実はヨーロッパでは、自動ブレーキシステムの評価が既に始まっています。
当然日本のJNCAPでも今後評価が開始されるはずです。
JNCAPについてはこちらをご覧下さい。
あなたの車は大丈夫!?WEBで自分の車の安全性を調べてみよう!
新車を買うなら自動ブレーキシステム付きにするべき!?
もし、今新車の購入を検討されている方がいたら、自動ブレーキシステム付きの車を選んだ方が良いと思います。
今回ご紹介した自動ブレーキシステム標準化の動きにより、5年後は間違いなく、自動ブレーキシステム付きの車が当たり前の世の中になっています。
そんな中で、自動ブレーキシステムがついていない車は、中古車として価値を持たなくなってしまっているかもしれませんから。
(あくまでも、単純な予想ですが。)
間違いなく、自動ブレーキシステムはエアバッグやシートベルト以来の革新的な安全装置と呼べそうです。