
現在開催されているロサンゼルス・オートショーで発表されたマツダの3列席7人乗りSUV「CX-9」が今アメリカで大絶賛されています。
日本ではあまり3列席の大型SUVはメジャーではありませんが、アメリカでは、最も人気のある車型の1つです。
そのため、今回フルモデルチェンジを迎えたCX-9の発表に、「待ってました!」と言わんばかりの大きな期待が寄せられています。
その期待の高さを表すように、アメリカの自動車専門誌「Motor Trend」では、「新型CX-9が超イケてる10のポイント」と題して特集記事を組んでいます。
今日は、この「Motor Trend」の記事をご紹介します。
新色「マシーングレー」
マツダの新しいエクステリアカラーとして「マシーングレー」が採用されました。
磨き上げられた金属のように鈍く輝くそのカラーは、写真で見ても非常にかっこいいと思いますが、この記事では、実物を見ると写真で見る以上に高級感を感じると絶賛しています。
i-ACTIV AWD
次に、CX-5で初採用されたシステムであるi-ACTIV AWDをとりあげています。
i-ACTIV AWDは、27個ものセンサーで周囲温度やハンドル角度、ブレーキ液圧とワイパー運動などを計測し、道の情報を予測することでスムーズな走りを実現するシステムです。
まさに先進的な車という感じがします。
ナッパ革シート
次にとりあげているのが、赤褐色と黒のツートーンカラーナッパ革シート。
マツダのドライビング哲学である「人馬一体」のように、馬のサドルを連想させるようなカラーリングだと評されています。
ローズウッドとアルミニウムの内装
コンソール部分には、有名な高級ギターメーカーから特注したローズウッドとアルミニウムの組み合わせのデザインが施されています。
これについても、まるで日本刀のように洗練されていると評価しています。
53ポンドもの防音材
新型CX-9は前型車から、2WDは198ポンド(約90kg)、4WDは278ポンド(126kg)もの軽量化に成功しています。
この軽量化代を原資として、53ポンド(約24kg)分の防音材を設定し、非常に静かな車体を実現しているそうです。
スカイアクティブG 2.5L 4気筒エンジン
次に、スカイアクティブシリーズ新型の2.5L 4気筒エンジン。
250馬力、310lb-ftものトルクで、前型車に搭載されていたV6エンジンに匹敵するスペックにもかかわらず、エンジン自体の重さは150ポンド(約68kg)も軽くなってるといいます。
i-Activesense
アクティブブラインドスポットワーニング、アダプティブ・クルーズコントロール、レーンキープアシスト、ハイビームコントロール、自動ブレーキが全て標準でセット搭載になっています。
マツダコネクト
FacebookやTwitterを利用することができるだけでなく、音声で全ての操作が可能となっています。
さらに、ダッシュボード上に7インチディスプレイが設定されているため、運転中に目線の動きが少なくてすむと好評です。
アクティブドライビングディスプレイ
近年のマツダの車に搭載されているヘッドアップディスプレイとは異なり、CX−9に搭載されているのはフロントガラスに映し出されるタイプのヘッドアップディスプレイのようです。
さらに進化し、カラー表示となっているといいます。
BOSEの12スピーカーオーディオシステム
まるでコンサートホールかのような音響を実現する12個のスピーカーが搭載されたBOSEの特別オーディオシステムが搭載されています。
いかがでしょうか?
至れり尽くせりのシステムが搭載されている上に、見た目も非常にかっこいいマツダCX−9、アメリカで大絶賛される理由もわかるのではないでしょうか。
今のところ日本での発売は無いようですが、今後日本でも発売されるのでは?という噂流れています。
是非とも日本でも発売してもらいたいものです。
参考:Motor Trend