義務化したけど守ってる?後部座席でシートベルトをしなければならない本当の理由

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みなさんは、車の後席に乗った時に、シートベルトをしっかりとしているでしょうか?
また、後席に人を乗せる時、その人にシートベルトの着用をしっかりと促しているでしょうか?

警視庁の調査によると、後席乗車時にシートベルトを着用している人は全体の3割にも満たないそうです。

これまで、取り立てた取り締まりが実施されていなかっただけに、後席ではシートベルトをしなくてもよいと思っている人が意外と多いということでしょうか。

しかし、運転席や助手席と同様に、後席に乗った場合でもシートベルトをしないと非常に危険なのです。

衝撃の横転実験映像

シートベルト未着用の危険性がよくわかるある映像をご紹介したいと思います。

この映像は、車を強制的に横転させ、その時にシートベルト未着用の乗員がどうなるかを確認するための実験映像です。

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なんと乗員の1人が空高く打ち上げられるようにして、車から飛び出してきました。

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その後2人目が飛び出します。

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3人目は車に下敷きにされてしまっています。

その後、4人目も飛び出します。

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動画はこちら↓

実はこの映像からもわかるように、シートベルト未着用の本当の怖さは、この「車外放出」なのです。

「車外放出」は死亡に繋がる例が多い!?

映像でご覧になった通り、車が横転すると、その時の遠心力でシートベルトをしていない乗員は車の外に投げ出されることになります。
これによって、硬いアスファルトに体を強打し、亡くなってしまうという例が非常に多いそうです。
また、車外に投げ出されることで、後続車や対向車に引かれ、命を落とす人も多くいるといいます。

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シートベルト未着用は法律違反!?

そのため、当然国は、運転席であれ、後席であれ、シートベルト未着用の乗車を認めていません。
実際、「道路交通法第71条の3」にはこのように書かれています。

  • 自動車(大型自動二輪車及び普通自動二輪車を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定により当該自動車に備えなければならないこととされている座席ベルト(以下「座席ベルト」という。)を装着しないで自動車を運転してはならない。(後略)
  • 自動車の運転者は、座席ベルトを装着しない者を運転者席以外の乗車装置(当該乗車装置につき座席ベルトを備えなければならないこととされているものに限る。以下この項において同じ。)に乗車させて自動車を運転してはならない。

つまり、当然シートベルトを締めないで運転することだけでなく、シートベルトをしない人を乗せたということも罪になるのです。

保険がおりない可能性がある!?

ただし、現在は一般道での取り締まりは行っておらず、高速道路での違反に限り、行政処分の基礎点数1点が付されます。

ただ、注意しなければならないのは、一般道であっても事故を起こしてしまった場合、シートベルト非着用による被害の拡大は被害者の過失とされるため、被害者であっても、損害賠償等の場面で十分な補償が受けられなくなる可能性があるといいます。

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そのため、後席に自分が乗ったら、シートベルトを締める。
そして、後席に人を乗せる時は、シートベルトの着用を促す。
これらのことは、必ず行っておいた方が良さそうです。

 

永田カーティン

永田カーティン

投稿者プロフィール

車好きサラリーマン。
かつて自動車エンジニアとして働いていた経験を基に車に関する面白情報を紹介する。

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