
イギリスの自動車専門誌Auto Carが日産の新型マーチのスパイショットを公開しました。
この写真からは、昨年のジュネーブモーターショーで公開されたコンセプトカーの「スウェイ(Sway)」がほぼそのままのデザインで新型マーチとして発売されるのではないかということがわかります。
そもそもマーチとは?
マーチは日産が販売する小型ハッチバック車です。
初代が発売されたのが、1982年。
当時は、日本のコンパクトカー市場を席巻していました。
その後、1992年に発売された2代目は、日本とヨーロッパでカー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、高い評価を受けました。
さらに、カルロス・ゴーン体制になってから発売された3代目は、そのデザインの可愛らしさがウケ、女性から高い人気を誇りました。
1代目から3代目まで着実にマーチブランドを構築してきたものの、2010年に発売された4代目で、そのブランドを失墜させることになります。
日本の小型車市場では、アクアやフィットハイブリッドなどが人気の中、ハイブリッドを持たないマーチは思うように売れず、海外でも、そのデザインが不評で、その人気を失っていきました。
そのため、日産は、今回のフルモデルチェンジでなんとしてもマーチブランドを復活させたいと思っているのではないでしょうか。
マーチブランドを復活させられるのか?
コンセプトカーのスウェイ(Sway)を見てみると、これまでのコンパクトカーには無いような、積極的なデザイン。
先日ご紹介した、マキシマのデザインの流れを汲むような大きなVモーションと呼ばれるグリルに、流線型のボディと切れ長のヘッドライトが特徴的です。
もし本当にこのデザインのまま発売されるのであれば、なかなか楽しみな1台となりそうです。
みなさんはどう感じられたでしょうか?
参考:Auto Car