
テスラモデルSがボーイング737-800と直線レースをした動画が話題を集めています。
フロントとリアにそれぞれモーターを抱えた4WDのモデルSは、760馬力で、0−100km/hたったの2.6秒というまさにモンスターマシンです。
一方のボーイング737-800は、最大12.4トンもの推力を発生させ、その最高速度は805km/hにも及びます。
そんなテスラモデルSとボーイング737-800が約3kmに及ぶ滑走路でレースを行いました。
その衝撃的な結果は、是非動画でチェックしてみて下さい。
ボーイングに差をつけたテスラ モデルS
驚くべきことに、出だしで大きく差をつけたモデルSは、ボーイング737-800にどんどん差を縮められるも、最後、離陸速度になったボーイングに依然として差をつけていました。
やはり、一般的な4WDと違い、前輪と後輪それぞれに独立したモーターを搭載していることで、ダイレクトにアクスルにトルクを伝えられるため、この加速が実現しているのだと思います。
実際にこの加速は、日産GT-Rやランボルギーニ アベンタドールをはるかに上回ります。
私も何度かテスラ モデルSを運転したことがあるのですが、その加速は一度味わうと癖になります。
きっと日常的にテスラの車に乗っていたら、エンジン車はもう乗れなくなってしまうのではないでしょうか。
先日テスラ モデル3が世界中で多くの先行予約を受注したとご紹介しましたが、このテスラの加速をより多くの人が知ることで、エンジン車と電気自動車の勢力図が少しずつ崩れてくるのかもしれません。
そんな中、日本メーカーが次打つ手はどうあるべきか。
大きな課題だと思います。