【歴史シリーズ ー Audi編②】「Audi」が消えた日・・・まさに波瀾万丈の歴史がそこにはあった!!!

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今日は、前回に引き続き、ドイツの高級車ブランド「Audi」の歴史について見ていきましょう。

前回は、Audiの創設者アウグスト・ホルヒがAudiを設立するまでの歴史をご紹介しました。
【歴史シリーズ ー Audi編①】アウディ創業者は元はベンツのエンジニアだった!?

今日は、現在のAudiの”エンブレムの秘密”に繋がるエピソードをご紹介したいと思います。
意外と知らない!?自動車のエンブレムには深い意味があった!!!

 

Audiのエンブレムに隠された秘密とは?

時は、1932年、第1次世界大戦終戦から約10年後のことです。
それは、アウグスト・ホルヒが「Audi」を創設してから20年が経った頃でした。

この年、1度「Audi」という会社が無くなることになります。

第1次世界大戦に敗戦したドイツは40兆円という多額の賠償金を課せられることになりました。
そして、そんな経済的に打撃を受けたドイツにさらなる追い討ちをかける出来事がおきます。
それが、1929年に起きた世界大恐慌です。

大恐慌で混乱する街

大恐慌で混乱する街

第1次世界大戦後弱体化していたドイツは、経済危機に陥ります。
この時、ドイツ全国での平均失業率は30%を超えたとされています。
そんな経済状況の中、ドイツ国内の自動車会社も、一社単独での生き残りが厳しい状況になりました。

そこで、アウグスト・ホルヒが最初に立ち上げた「ホルヒ」、2番目に立ち上げた「Audi」、オートバイメーカーとして成功していた「DKW」、小型車を得意とする「ヴァンダラー」の4社が合併する形で、「アウト・ウニオン」という自動車メーカーが生まれるのです。

ホルヒ

ホルヒ

アウディ

アウディ

DKW

DKW

ヴァンダラー

ヴァンダラー

「アウト・ウニオン」という名前は、ドイツ語で「自動車連合」という意味です。

この時、「アウト・ウニオン」のエンブレムとして使用されたのが、現在の「Audi」でも使われている「フォー・シルバーリングス」です。
シルバーリングそれぞれが、この時合併した4社のことを指しています。

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再び戦火に包まれるドイツ

第一次世界大戦以降、「アウト・ウニオン」の1ブランドとして再スタートをきったAudiですが、たった16年でその歴史に幕を下ろすことになるのです。

その理由は、またしても戦争でした。

1939年、第二次世界大戦が起き、再びドイツ国内は戦火に包まれることになります。

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6年間に及ぶ戦争の結果、ドイツは連合国占領軍によって占領され、「アウト・ウニオン」の商業登録も抹消されるのです。

 

このように、Audiの歴史を紐解いていくと、まさに波瀾万丈の歴史がそこにはありました。

ただ、ここから「Audi」が復活し、現在の人気ブランドへと成長する訳ですが、それはまた次回にご紹介したいと思います。

参考:アウディの矜持

 

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永田カーティン

永田カーティン

投稿者プロフィール

車好きサラリーマン。
かつて自動車エンジニアとして働いていた経験を基に車に関する面白情報を紹介する。

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