
いよいよ開幕間近になった「SUPER GT 2017」。
今日は前回に引き続き、SUPER GT初心者のために、観戦のポイント パート2をご紹介したいと思います。
ついに年間2017シーズンのエントリーリストが発表
2月27日に2017シリーズの年間エントリーリストが発表になりました。
これでGT500は全てのラインナップが出揃いました。
一方、GT300クラスでは、未定または公表前(TBN)も多いように思いますが、3月18日-19日の岡山国際サーキットでファン感謝デ-&SUPER GT公式テストで、ほぼ体制が明らかになると思います。
エントリーリストの中には、SUPER GT初参戦となる、ベントレー・コンチネンタルGT3もありました。
2月21日のメーカーテストでシェイクダウンされましたが、本戦での走りに注目したいですね。
2017シーズンの新レギュレーション
新たなラインナップとともに、SUPER GT競技規則(スポーティングレギュレーション(SpR))も発表され、今年から決勝日の朝に行われていたフリー走行が行われない事になった事が発表されました。
その分決勝スタート前のウォームアップ走行が、8分から20分に拡大される事になりました。
決勝日のフリー走行は、予選日の2時間に比べて30分と短い時間でしたが、決勝日しか観戦の機会が無い場合には、マシン走行を見る貴重な時間だったので少し残念な気がします。
テレビやパソコンでも観戦できる
さて、レース観戦と言っても、いきなりサーキットに行くのは少しハードルが高いかも知れません。
そんな方は、テレビやパソコンで観戦してみてはいかがでしょうか?
SUPER GTは J-Sports(有料放送)で予選・決勝とも放送されています。
またニコニコ生放送でも放送される場合もあるので、チェックしてみてください。
やっぱりサーキットで観戦したい!という人は
実際にサーキットに行ってみよう!と思ったら、公式ホームページで日程と開催サーキットをチェック!
各サーキットでは、観戦券とともに駐車場のチケットも購入することができます。
自家用車で行かれる場合には、この駐車場のチケットがないと車をとめる場所がありませんので要注意です。
最近は最寄り駅からサーキット臨時バスが出ている事も多いので、公共交通機関でも問題なく観戦に行けると思います。
オススメの観戦場所
サーキットでの観戦では、それぞれのサーキットのレイアウトで、観戦場所に特徴がありますが、個人的にはどのサーキットでも1コーナーが一オススメです。
ホームストレートから最高速で飛び込んでくるコーナーの迫力を是非一度体験して欲しいと思います。
サーキット内では、グランドスタンドから離れている観戦場所まで、多少の違いはありますが場内バスが運行されている事が多いです。
予選・決勝と2日間行かれる場合には、予選日のうちに、色々な場所をみて自分の好みにあった場所を決めておくのも良いと思います。
予選日は比較的空いていますが、決勝日はどこのスタンド席も多くのお客さんでいっぱいになってしまうので、早めに観戦場所を確保することが大事だと思います。
予選の観戦ポイント
さて、席が確保できたらいよいよ予選です!予選は各クラスともQ1とQ2の2回を闘い、1周のタイムが速い順に順位が決まります。
例えば鈴鹿サーキットではコースの全長が5.807kmありますが、GT500は1分51秒~52秒、GT300では2分1秒~2秒がトップタイムです。
予選では0.1秒を競って闘う事になり、まさに秒速のバトルです。
Q2ではQ1で上位に残ったマシン/チームの中でポールポジションを掛けて、再度闘う事になります。
予選のポイントは、それぞれの車種とサーキットとの相性、また天候や気温などで大きく順位が変わってくることです。
コーナーが早い車種は、コーナーが多いコースでは有利になります。
またストレートの早い車は、直線コースの長い富士スピードウェイでは有利になる事が多いです。
応援しているマシン/チームが、どのサーキットでどんな走りを見せてくれるか、ここは比較的強いとか、ここはちょっと苦手そうだったけど、結構順位が良かった!など一喜一憂しながら予選を見るのも楽しいと思います。
決勝の観戦ポイント
決勝の見所は、なんと言っても速度の違うGT500とGT300の混走ですね!
クラスの違うマシンをかわしながらの順位争いのバトルが大きな見所でもあり、このSUPER GTの難しさ、最大の面白さだと思います。
いかがでしたでしょうか。
2017シーズンは、4/8から岡山国際サーキットで行なわれます。
是非興味がある方は、現地に足を運んでみて下さい。