
皆さんもよくご存知のように、ポルシェと言えば長年に渡って、レースの世界で成功してきました。
その歴史は60年以上。
そんなポルシェには、その時々を象徴するレースカーのカラーリングがありました。
ポルシェは先日、そんなポルシェのレースの歴史を記念して、代表的なカラーリングを施したポルシェマカンをシンガポールで展示しました。
一体どんなマカンが展示されたのか見てみましょう。
マルティーニ
青と赤と銀色のカラーリング。
誰もがこれを見ればすぐにマルティーニレーシングを連想するはずです。
イタリアの飲料水メーカー「マルティーニ・エ・ロッシ」がスポンサーとなったのは、1968年のこと。
それから、1971年にこのマルティーニカラーを施された917Kがル・マン24時間レースで連続優勝を飾っています。
このマルティーニカラーをまとったマカンは、シンガポールのオランダ村に展示され、一際注目を集めました。
ロスマンズ
1982年のル・マン24時間レースで最初に登場したこのカラーリングは、956に施されていました。
その後は、911s、961へと移行します。
このカラーリングのマカンは、シンガポールのアルメニア通りに展示されました。
ピンク・ピッグ
「ピンクの豚」と称されるこのカラーリングは、1971年に新しいエアロパーツが装着された917の見た目が豚を連想するものだったために、遊び心でピンク色の塗装がされたのが最初でした。
このピンク色のカラーリングのマカンは、シンガポールのチャイナタウンに展示されました。
ザルツブルグ
シンガポールのアン・シアン・ヒルに展示されたマカンは、赤と白のカラーリングでした。
このカラーリングは、1970年にポルシェが記念すべきル・マン24時間レース初勝利を飾った時に917に施されていたカラーでした。
Gulf(ガルフ)
青とオレンジのコンビネーションが特徴のカラーリングは、世界レースで様々な勝利を飾ってきました。
もはや説明不要の一目で認識されるようなカラーリングとなりました。
いかがでしたでしょうか。
なかなか粋なイベントですよね。
ポルシェ好きにはたまらないのではないでしょうか。
参考:Motor Trend