
HYUNDAI VELOSTER N(ヒュンダイ ヴェロスター エヌ)がデトロイトオートショーで発表されました。
ヒュンダイは、現在日本では展開していないので、私たちには馴染みが薄いメーカーですが、アメリカでは、シェアが米ビッグ3、日ビッグ3の次につける規模に成長しています。
そんなヒュンダイが、なかなか面白そうな車を発表したので、ご紹介します。
ヒュンダイ ヴェロスターとは?
ヒュンダイ ヴェロスターは、サブコンパクトハッチバック車で、初代モデルは2011年に発売されました。
運転席側は1ドア、助手席側が2ドアというユニークなスタイルで、特に若い世代に人気が高い1台となっています。
今回デトロイトオートショーでは、ヒュンダイのスポーツモデルを表す”N”が世界で初めて発表されましたが、それに先駆けて、ノーマルモデルの新型は発表されていました。
ヒュンダイ ヴェロスター2019年モデルとは?
デトロイトオートショーに先駆けて発表されたのは、1.6L 4気筒ターボエンジンと、2.0L 4気筒NAエンジンを搭載したモデルです。
1.6Lターボには6速MTと7速DCTが、2.0L NAには、6速MTと6速ATがそれぞれ組み合わされます。
この新型ヴェロスターは、2018年春にアメリカで発売されます。
ヴェロスター”N”は何が違うのか?
今回デトロイトオートショーでサプライズ的に発表されたのが、そんな新型ヴェロスターのスポーツモデル「ヴェロスターN」です。
ノーマルのターボモデルが18インチホイールなのに対して、ヴェロスターNは、19インチアルミホイールを装着。
フロントグリルのデザインは、Nモデルオリジナル。
さらに、リアスポイラーが付き、エキゾーストマフラーはデュアルとなっています。
車内は、Nモデルオリジナルのスポーツシートを搭載し、メーターには、”N”の文字が入ります。
エンジンは2.0L 4気筒ターボエンジン。
併せられるトランスミッションは、6速MTです。
このトランスミッションは、カーボンコーティングのシンクロリングと、強化ギアを採用し、スムーズなシフトチェンジを実現しています。
さらに、エキゾーストには、可変バルブシステムを採用。
トルクと馬力の両立と心地よい加速サウンドを演出します。
サスペンションもNモデルオリジナルの仕様となっており、スクラブ半径をゼロに近づけることで、操舵感の良いステアリングとなっています。
さらに、ステアリングはラック直付けモーター式を採用し、クイックでダイレクト感のあるハンドリングが楽しめるといいます。
また、電制サスペンションを採用したことで、カーブ時のボディロールやブレーキング時の前方への倒れ込みを最小限に抑えられているようです。
ここまで見ても分かるように、どうやらヴェロスターNはノーマルモデルとは全く違う車に仕上げられているようです。
かなり楽しそうな車だけに、日本で販売されないのが残念ですね。