【鹿との衝突実験!?】ドイツ自動車連盟のちょっと変わった実験で驚くべきことが分かった!!!

こんばんは。
国産車エンジニアすえながです。

今日は、ドイツの自動車連盟(ADAC)がちょっと面白い実験を行っていたので、その実験についてご紹介したいと思います。

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今回ご紹介するADACが行った実験は、野生動物との衝突実験です。

みなさんは、道路を走っていたら、突然野生動物が出てきて、ヒヤッとしたことはないでしょうか?
私自身そういった経験は今のところありませんが、道路に車に轢かれた野生動物が倒れている光景は何度か見たことがあります。

もし、野生動物が突然道路に飛び出してきたら、一体どのような対応を取るのが良いのでしょうか?

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ドイツでは、毎年50万もの車が野生動物と衝突する!?

ドイツでは毎年50万件以上もの野生動物による交通事故が発生しているそうです。
その負傷者は、2500人を超えると言います。

ドイツほど多くはないものの、日本でも年間3万件以上の野生動物による交通事故が発生しているそうです。

そこで、ADACでは、実際に車が野生動物に衝突した時、どのような危険があるのかを、体長約100cmの鹿の剥製を使って実験しました。

それでは、さっそくその実験結果を見てみましょう。

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鹿と車の衝突実験

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今回実験に使った鹿は、体長93cm、体重55kgの鹿の剥製です。
一方車はフォルクスワーゲンのゴルフ。
衝突速度は、40km/hです。

さて、一体どうなるのでしょうか?

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ご覧のように、車のバンパー部に衝突した鹿は、ボンネットフードに倒れこみます。
そして、そのまま前方へ弾き飛ばされました。

この実験から分かったことは、野生動物と衝突した時は、しっかりブレーキを踏み減速すれば、特に乗員に被害は無いということ。

では、どうしてドイツでは毎年2500人もの人が、野生動物との事故によって負傷しているのでしょうか。

衝突回避行動によって負傷している!?

通常野生動物は、思わぬタイミングで道路に飛び出してきます。
すると、ドライバーは、思わず衝突を回避するためにハンドルを切るはずです。

これが、野生動物との事故で多くの人が負傷する原因なのです。

ADACは次に、イノシシのモデルを使って、車が衝突回避行動を取る時の状況を実験で再現しています。

この実験では、イノシシとの衝突を回避しようと急激なハンドル操作を行ってことで、車のコントロールが効かなくなり、そのまま障害物に衝突してしまいました。

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野生動物に出くわしたら、ハンドル操作で避けるよりも、ブレーキを踏むべき!?

この実験から分かったことは、野生動物と出くわした時は、決してハンドル操作で回避しようとするのではなく、ブレーキを踏み、できるだけ衝突速度を落とすべきだということ。

ただ、急に道路に野生動物が飛び出してきた時に、そんなに冷静に判断なんてできないかもしれません。
とはいえ、このような情報を知っていれば、実際に野生動物が飛び出してきた時に、パニックになって、逆に危険なハンドル操作をすることはなくなるかもしれません。

みなさんも、くれぐれも野生動物との事故には気をつけて下さい。

以上、国産車エンジニアすえながでした。

参考:ADACホームページ

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